令和8年8月期 小規模企業景気動向調査報告書についてお知らせ
本会では、県下商工会地区内小規模企業の景気を把握するため、各商工会の経営指導員が協力し、小規模企業景気動向調査を毎月実施しています。
このたび令和8年8月期の調査結果がまとまりましたので報告します。
1 調 査 概 要
(1)調査時点 令和8年8月31日
(2)調査対象 県下35商工会(うち35商工会より回答)【回収率100%】
(3)調査対象業種 製造業(食料品・繊維工業・機械金属)、建設業、小売業(衣料品・
食料品・耐久消費財)、サービス業(旅館・洗濯・理美容)の10業種
(4)調査方法 商工会の経営指導員に対するアンケート方式
(5)集計方法 質問項目(業況、売上、仕入単価、採算、資金繰り)の「好転・増加・上昇」
とする数値からそれぞれ「悪化・減少・低下」とする数値を引いた値
2 概 要 (トピックス)
【建設業を中心に改善が進み、全体の業況は3期連続で好転したものの、物価高や人手不足等による収益圧迫は依然として続いている】
産業全体の業況DI(景気動向指数・前年同月比)は-30.2(前月-37.6、前年同月-18.5)で、
前月比7.4pt好転した。建設業を中心に資材供給の改善や受注回復の動きがみられたほか、観光需要や季節需要に支えられ業況は改善した。一方で、物価高や金利上昇、人手不足によるコスト負担は依然として大きく、収益確保が課題となっている。
【製造業】
業況は-23.8(前月-30.4、前年同月—20.9)と前月に比べ6.6pt好転した。食料品を中心に生産活動は堅調に推移し設備投資の動きもみられた。材料供給が改善する一方で、原材料価格上昇やコスト増による収益圧迫は続いており、人材確保や事業分散に向けた取組みもみられる。
【建設業】
業況は-42.8(前月-60.0、前年同月-17.1)と前月に比べ17.2pt好転した。資材不足による工事停滞や工期遅延は改善傾向にあり、受注や施工再開の動きがみられた。住宅の修繕工事や設備更新需要は微増だが、資材価格の高騰や利益確保への懸念は依然として続いている。
【小売業】
業況は-31.4(前月-31.5、前年同月-27.6)と前月に比べ0.1pt好転した。夏休みやお盆の人流増加により売上が持ち直した事業所がみられたほか、熊本地震の影響から防災意識の高まりによる需要増もみられた。一方で、衣料品や食料品では節約志向の影響は続いている。
【サービス業】
業況は-22.9(前月-28.6、前年同月-8.6)と前月に比べ5.7pt好転した。夏休みや帰省による観光需要がみられたが、海水浴需要の低迷や経費上昇により業種間で業況に差がみられる。




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